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カテゴリー「彗星」の34件の記事

2015年3月24日 (火)

【彗星】チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星がやってくる!

1月に観望会で熱く語った、彗星探査機「ロゼッタ」と「フィリー」。

彼女と彼が到着している「チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(67P)」が、いよいよ太陽と地球に近づいてきます!

本日、渡部潤一先生(国立天文台 副台長)から、メーリングリストで観測の呼びかけのご案内をいただきました。

詳しくはこちらを。観測世界キャンペーンです。
http://rosetta.jpl.nasa.gov/rosetta-ground-based-campaign

「こんなチャンス、ぜひ乗っかってみるか!」と思った本日でした。

やっぱカメラ買わなきゃ(笑)

2014年3月23日 (日)

【彗星】BSプレミアム コズミックフロント「幻の大彗星 アイソン崩壊の謎」を見てのまとめ

Photo

2014年3月13日(木)放映のBSプレミアム コズミックフロント「幻の大彗星 アイソン崩壊の謎」は、興味深く拝見しました。(HPはこちら

自分としても新しい知見が多数得られたので、本日のブログでは、気になったキーワードを書き並べて、備忘録としたいと思います。(長文ですみません)

【ポイント】

(1)彗星の核から放出されたちりの中に、「かんらん石」の結晶が含まれることは、彗星が最初に作られたのは太陽の近くであることが証明される。もともとオールトの雲に彗星のもとがあったわけではない。

(2)これはまた、「惑星大移動」があったことも物語っている。土星・天王星・海王星は当初、今より内側の軌道を回っており、特に海王星は天王星よりも内側を回っていた。この惑星大移動も関係して、オールトの雲が出来上がった。

(3)他の彗星はちりと氷の割合が同じ程度だが、蒸発したアイソン彗星は氷の割合が多かった。これは彗星のもとが、今まで考えられていたよりももっと広い範囲に存在したことが、今回の崩壊で分かった。

以下長文ですが、TVの章ごとの備忘録です。

【1章:世紀の大彗星!?】

・アイソン彗星の発見は、オリンピックの開催地「ロシアのソチ」のすぐとなり、キスロボツク天文台。
・2012年9月21日に発見。ISONの名は、国際科学光学ネットワークの略称。
・太陽の近くを通るサングレーザー彗星であることが、3日後に判明。
・10兆kmも離れた太陽系の果て=オールトの雲からやってきた彗星。
・オールトの雲では、温度はマイナス220℃以下。

【2章:空前の観測作戦】

・2013年6月時点=太陽から5億km(木星軌道の内側)では、核の大きさは4.8km以下と見積もられていた。(池谷・関彗星と同じクラス)

【3章:発見!謎の石】

・すばる望遠鏡で、赤外線のスペクトルの違いから、存在物質を特定した。
・アイソン彗星は、吹き出すちりの量が少ない、奇妙な彗星。
・緑色の「かんらん石」が含まれていることが、すばる望遠鏡で分かった。

・国際宇宙ステーションに搭載されたMPACという機械=宇宙空間のちりを集める機械の、エアロジェルの中からも、かんらん石が発見された。
・結晶のかんらん石が発見された。1500℃の高温で結晶が出来たことを示している。

【4章:太陽系誕生のミステリー】

・46億年前の太陽系誕生時、太陽を中心にちりやガスが回っている。それらは次第に集まり、惑星が作られる。
・かんらん石は、太陽の近くで高温にさらされ、結晶を作る。岩石同士の衝突などで外向きの流れが出来、かんらん石が外へ外へと押し流される。
・太陽付近から木星付近まで飛ばされたかんらん石は、温度が冷えて周りを氷で覆われる。これが「彗星のもと」となっている。
・よって太陽系が誕生して間もない頃は、彗星のもとは惑星のすぐ近くにあった。オールトの雲ではない。

・46億年間分のコンピューターのシミュレーションでは、木星と土星が互いの公転によって「共鳴現象」を起こし、土星がより外側の軌道へはじかれた。
・土星が外向きにはじかれると、その影響は天王星や海王星にまで及んだ。
・最初は、天王星より海王星の方が、太陽に近い軌道を回っていたが、より影響を強く受けた海王星は、天王星軌道を飛び越えて外側を回り、今の配置になった。(惑星大移動)
・移動する土星・天王星・海王星は、彗星のもとの群れの中へ突っ込んでいった。彗星のもとは、惑星に取り込まれたりもしたが、一部のものは惑星によって更に外側にはじき飛ばされ、オールトの雲を作った。
・彗星の中に高温で出来たかんらん石があることは、惑星大移動があったことを示している。

【5章:大接近 アイソン】

・2013年11月16日に、バーストが発生した。アイソン彗星の活動が急に激しくなった。

【6章:突然の結末】

・太陽最接近は2013年11月29日。しかしISSの若田宇宙飛行士は、アイソン彗星の姿を捉えることが出来なかった。
・アメリカのキットピーク天文台の太陽望遠鏡でも、その姿を捉えることが出来なかった。
・太陽観測衛星SOHOの画像では、太陽最接近の前に明るさのピークを迎え、その後崩壊してしまったことが分かった。
・分析の結果、太陽に近づいた核が半日以上、3000℃の高温にさらされた。その結果、引きちぎられるように崩壊し、残骸は軌道上にちらばった。破片が小さかったため、あっという間に蒸発してしまった。

【7章:崩壊の秘密】

・2013年10月1日、アイソン彗星は火星から1000万kmのところを通過した。火星探査機MRO(マーズ・リコネッサンス・オービター)のカメラをアイソン彗星に向けた。
・この観測から、アイソン彗星の核の大きさは最大でも1.1km以下とみられることが分かった。
・2011年のラブジョイ彗星では核の直径は200m、太陽表面から13万kmを通過した。
・アイソン彗星はその9倍の120万kmを通過したにも関わらず、崩壊してしまった。よってアイソン崩壊の謎は、核の大きさや太陽との距離だけでは説明がつかない。
・アイソン彗星は岩石成分が少なく、氷の成分が多かったため、一気に蒸発してしまった。
・太陽系誕生の頃に原因がある。今までの彗星では、ちりと氷の割合は同じ程度だった。アイソンは氷が多い。
・これは、今までの彗星は惑星の近くで彗星のもとが存在したが、アイソン彗星の存在で「太陽系誕生の頃の、彗星のもとは、今まで考えられていたよりもっと広い範囲に存在した」ことが分かった。
・アイソンは他の彗星よりも遠いところで産まれたと考えられる。
・彗星崩壊は、太陽系誕生の秘密を教えてくれた。

以上です。長文読んでいただいた方、ありがとうございました。

2013年11月30日 (土)

【彗星】溶けきっていなかった11/30のアイソン彗星!

Soho_ison_c3_0
(画像は、NASA HPより)

本当に消滅してしまったかにも思われた、C/2012 S1アイソン彗星でしたが、その後の太陽観測衛星SOHOからの画像を見ると、扇型の尾を持ったアイソン彗星が生き残っています!

現在3等級とも言われており、まだまだ天文アマチュアも12月に観測出来るチャンスはあると思います。

大彗星としての貫禄は無くなってしまった感じがあるので、一般の方々が夜明け前の空に大きな尾を持った姿を見ることは出来ないと思いますが・・・・。

まだまだ目が離せないですね!

弱々しくなってしまいましたが、最新画像はこちらです。

Latest

【彗星】溶けちまった11/29のアイソン彗星

NASAの太陽観測衛星の動画を見るとよく分かりますが、もう呆然です。。。。

http://youtu.be/6j6nkLnHyG0

12月はアイソン彗星観測に明け暮れる予定でしたが、あ~ぁ。。。。(^^;

2013年11月24日 (日)

【彗星】11/24朝のアイソン彗星は見えず、残念

Sora131124

C/2012 S1 アイソン彗星の、観測5夜目です!と書きたいところでしたが・・・・

今夜も的を絞って、
 ・アイソン彗星 : 写真撮影(固定撮影) + 5cm双眼鏡での眼視観測のみ
としました。

■C/2012 S1 アイソン彗星

極低空に雲があったものの、水星、土星、そしててんびん座α星(二重星)は
しっかり確認出来ました。
そのすぐそばにアイソン彗星があるのは、間違いないのに・・・・
かなり探し回ったものの、見えませんでした。

てんびん座α星の、主星2.75等、伴星5.15等の両方は、
ハッキリ見えています。写っています。
なのにアイソン彗星だけが写らないとは・・・・

近日点通過(11月29日)前の観測は、これで最後なのかもしれません。
無事に近日点通過を過ぎた後に、雄大な姿を見せてくれることを期待したいです!

Img_3445s

2013年11月23日 (土)

【彗星】11/23朝のアイソン彗星

C/2012 S1 アイソン彗星の、観測4夜目です!

今夜も的を絞って、
 ・アイソン彗星 : 写真撮影(固定撮影) + 5cm双眼鏡での眼視観測のみ
としました。

■C/2012 S1 アイソン彗星

15s1

●写真撮影

もう薄明の真っ只中なので、強い中央集光を持った明るいコマと、
太く1度以上ある尾が分かりますが、尾の微細構造までは分かりません。
近日点通過わずか1週間前の、記念撮影という感じです。
上記の写真は300mm F2.8のノートリミングです。
トリミングした画像を以下に掲げます。

15ss

●撮影データ(共通)
EOS Kiss X3、ISO800、1秒露光×15枚=計15秒露光
300mm F2.8(開放)
RAW画像15枚から、JPG画像に変換

●眼視観測
5cm双眼鏡(10倍)による眼視観測では、ほとんど星図を見ずに、
水星や土星の右、約7度右側にいるアイソン彗星をすぐに
見つけることが出来ました。
印象は上記の写真のイメージに近く、昨夜と明るさはそう変化して
いないように見受けられました。

2013年11月22日 (金)

【彗星】11/22朝のアイソン彗星

C/2012 S1 アイソン彗星の、観測4夜目です!

明け方に早起きして、観測しました。早起きといっても、5時少し前に起きただけです。
お手軽に、
 ・アイソン彗星 : 5cm双眼鏡での眼視観測のみ
としました。

■C/2012 S1 アイソン彗星

Seizu131122

●眼視観測

5cm双眼鏡(10倍)による眼視観測のイメージを、図に示します。
(図はステラナビゲータver.8を使用)

おとめ座のスピカと、水星とをを目印に、本日も簡単に見つけることが出来ました。
月明かりと、薄明の中で、かなり弱々しい姿です。
でも双眼鏡の視野内では、30分~1度程度の尾は見えました!

近くにある比較星(おとめ座μ番星=3.87等)よりは十分明るかったので、
m1=3.5等程度と思われます。

彗星本体はこの数日でまたかなり明るくなったものの、薄明の中での
観測ですから、パンスターズ彗星の時と同様、弱々しいです。
一般の方々が「大彗星」と呼ぶには、まだまだ苦しい状況です。

やはり近日点通過日(11/29)以降が、楽しみです♪

2013年11月20日 (水)

【彗星】11/20朝のアイソン彗星

C/2012 S1 アイソン彗星の、観測3夜目です!

昨夜は体調崩して早めに寝てしまったのですが、その分、明け方早くに目が覚めてしまったので、予定外の観測でした(^^;
お手軽に、
 ・アイソン彗星 : 5cm双眼鏡での眼視観測のみ
としました。

■C/2012 S1 アイソン彗星

Seizu131119

●眼視観測

5cm双眼鏡(10倍)による眼視観測のイメージを、図に示します。
(図はステラナビゲータver.8を使用)

おとめ座のスピカを目印に、簡単に見つけることが出来ました。
とても強い中央集光なので、最初は恒星かと思いましたが、
恒星とは違う星像のにじみ(コマ)が見えて、それが青緑色である
ことも見えてきて、アイソン彗星であることが分かりました。

となりにある比較星(おとめ座86番星=5.50等)よりは明るかったので、
m1=5.0等程度と思われます。でもまだ尾は眼視では見えません。

まだ「大彗星」と呼べるレベルには、達していないのが現状です。
近日点通過まであと9日。やはり近日点通過後の姿に期待するしか
ないのでしょうか!?

一般の方々が、楽に見える大彗星になってほしいものです。(^^)

2013年11月16日 (土)

【彗星】11/16朝のアイソン彗星とラブジョイ彗星

C/2012 S1 アイソン彗星、そしてC/2013 R1 ラブジョイ彗星の、観測2夜目です!

今夜は的を絞って、
 ・アイソン彗星 : 写真撮影 + 20cmシュミカセでの眼視観測
 ・ラブジョイ彗星 : 5cm双眼鏡での眼視観測のみ
としました。

■C/2012 S1 アイソン彗星

03

●写真撮影
尾の微細構造がよく分かります。尾は途中から太く広がっています!
頭部は中央集光がとても強く、とにかく明るいです!

高度が15度程度の低空であるため、光害の影響を受け、
ノイズが多い写真になりがちなのが、1夜目の観測で分かりました。
そこで、カメラの感度を下げ、絞りを開放のF2.8にすることで
ノイズを極力減らしたのがこの画像です。

●撮影データ
EOS Kiss X3、ISO400、15秒露光×46枚=計11.5分露光
300mm F2.8(開放)
RAW画像46枚から、JPG画像に変換。トリミング有り。

●眼視観測
20cm望遠鏡(77倍)による眼視観測では、尾はかろうじて見えました。
1夜目には双眼鏡では見えませんでしたので、これが初眼視観測です。
やはり市街地からの観測は、眼視より写真の方が優位です。

■C/2013 R1 ラブジョイ彗星
●眼視観測
5cm双眼鏡(10倍)による眼視観測では、星図をほとんど見なくても
視野内にすぐ飛び込んでくるほど、明るく、巨大なコマを持っていました。
視直径で30分角以上はありました。
尾は分かりませんでした。(双眼鏡手持ちだったので)

最後に観測風景の写真をUPします!

Img_7088
Img_7089 

2013年11月14日 (木)

【彗星】11/14朝のアイソン彗星とラブジョイ彗星

C/2012 S1アイソン彗星、そしてC/2013 R1ラブジョイ彗星を、初めて撮影しました!

まだ画像処理も何もしていない段階なので、かなり寂しい写真ですが、
速報でUPします。

■C/2012 S1アイソン彗星

Img_3240raws

低空でノイズが多いながらも、しっかりした尾を見せてくれています。
直前にバーストの情報が入りましたので、その効果なのかもしれません。
http://groups.yahoo.com/neo/groups/comets-ml/conversations/topics/22314

■C/2013 R1ラブジョイ彗星

Img_3254s

こちらは高い位置に見えるので、ノイズは少ないです。
巨大なコマが印象的で、10×50の双眼鏡でもすぐに導入出来ました。
とても明るいです。画像処理をすれば尾も見えると思います。

■共通データ
EOS Kiss X3、ISO3200、10秒露出
300mm F2.8→F4.0に絞る
RAW画像1枚から、JPG画像に変換

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